平成28年度 医療法人社団清和会 笠岡第一 病院指標

■全項目共通の集計条件■

【対象期間】平成28年4月1日~平成29年3月31日
【集計対象】対象期間中に当院を退院した患者で一般病棟に1回以上入院した患者さん
【集計対象外としたもの】
【患者数】症例数が10症例未満のものは、-(ハイフン)で表す。
【その他】
※各項目個別の集計条件は【定義】として記載する。
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 395 62 20 35 92 168 353 499 645 191
【定義】 【解説】
  当院では0才代と60~80才代の2つのピークがあります。すなわち近隣の小児科入院診療を受け持ち、かつ超高齢地域を反映した後期高齢者の入院が多くなっています。54床ある地域包括ケア病床の運用と地域の施設との連携で切れ目のない医療を行っています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
【定義】
※DPCコードは傷病名と治療方法の組み合わせにより決定されるため、同じ傷病名であっても治療方法が異なればDPCコードも異なります。


◆診断群分類(DPC)とは◆
入院期間中に最も医療資源を投入した傷病名を1つ選び、WHO(世界保健機関)が定めた国際疾病分類(ICD10コード)に基づき、まず18の主要診断群(MDC)に分類します。 更に入院中に行った手術・処置等、定義副傷病の有無によって細分化し14桁の診断群分類(DPC)コードに分類することを言います。


◆患者用パス(クリニカルパス)とは◆
入院中の検査や治療の予定、また食事などの生活の流れを分かり易くした標準化されたスケジュールのことです。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 70 5.24 5.79 0.00 4.27
080270xxxx1xxx 【DPC対象外】食物アレルギー 処置1:小児食物アレルギー負荷検査 60 1.10 2.26 0.00 3.73
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 55 4.44 6.42 0.00 2.58
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 54 4.46 6.02 1.85 1.57
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 35 4.91 6.09 0.00 2.11
【解説】
  当科では、急性期疾患を含めた小児疾患に広く対応しており、全国的に上位として挙げられているものと同じ傾向となっております。本年度は1歳以上15歳未満の肺炎等の症例が最も多く、平均年齢が4.27歳で低年齢化しており、近隣クリニックの外来治療に反応不良で紹介入院に移行する事例も増加しています。又、昨年度より開始した小児食物アレルギ-負荷試験も平均年齢3.73歳と年少者が多く慎重に行っています。急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染は平均年齢1.57歳と乳幼児期に集中しており、呼吸器疾患入院治療の重要性をうかがわせます。喘息発作による入院は、平生のコントロール、発作時の早期介入などにより、入院期間の短縮を得られています。本年度は感染性胃腸炎疾患は減少傾向にあり、これは本年度の流行が幸い軽微でありロタウイルスワクチン接種の効果の影響も愚考されます。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 54 32.74 21.25 5.56 87.06
030250xx991xxx 【DPC対象外】睡眠時無呼吸 処置1:睡眠時無呼吸ポリグラフィー1及び2以外の場合 34 2.00 2.08 0.00 50.62
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 34 19.47 15.29 0.00 87.15
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 27 19.52 13.60 11.11 85.11
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア2 18 22.22 18.71 0.00 90.44
【解説】
  当科は高齢者の肺炎や誤嚥性肺炎の症例が多い傾向にあります。特に誤嚥性肺炎の患者は平均年齢が80歳を超えており、全身状態が不良であったり、肺炎を繰り返す症例もあるため、入院期間が長い傾向にあります。睡眠時無呼吸症候群の診断のため、1泊2日の入院でポリソムノグラフィーを実施しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070160xx01xxxx 【DPC対象外】手根管症候群 関節鏡下手根管開放手術あり 226 1.23 5.69 0 61.15
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 32 52.59 27.63 6.25 85.31
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 20 6.20 5.69 0 58.25
070080xx97xxxx 滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症(上肢) 手術あり 18 2.83 8.30 0 64.50
070200xxxxxxxx 手関節症(変形性を含む。) 18 10.17 9.22 0 61.39
【解説】
  平成28年度の整形外科入院患者数は609名で全入院患者の22%を占めています。総手術件数は1,307件(内、上肢手術1,236件・下肢手術71件)でした。当院では手外科・上肢手術を数多く行っており、特に手根管症候群・ばね指に対する低侵襲手術がその大きな割合を占めています。井笠・備後地区だけでなく、岡山・倉敷地区を中心とした近隣医療機関、さらには遠方からの紹介を多数いただいております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 25.47 17.95 8.82 84.82
180040xx02x0xx 【DPC対象外】手術・処置等の合併症 手術:経皮的シャント拡張術・血栓除去術 処置1なし  処置2なし 34 1.29 3.44 0 71.68
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 2.68 3.06 13.64 74.68
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 3.09 4.71 0 77.73
100380xxxxxxxx 体液量減少症 9.33
【解説】
  当科では心エコー、CT、血管造影装置などの医療機器を駆使し、適切な医療を行なっております。心不全や狭心症などの循環器疾患だけではなく、それらの原因となる脂質異常症、糖尿病、内分泌疾患などに対して院内で連携し治療を行っています。また、これらの生活習慣病に対しての予防として、肥満防止、塩分制限などの啓蒙活動も行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 34 7.68 7.44 0.00 80.41
110080xx991xxx 【DPC対象外】前立腺の悪性腫瘍 処置1:前立腺針生検法 25 2.72 2.68 0.00 74.0
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 24 5.08 5.83 0.00 60.79
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 21 13.38 12.43 4.76 75.81
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 19.24
【解説】
  当科では昨年に引き続き膀胱腫瘍が1位を占めています。膀胱腫瘍の診断には経尿道的腫瘍切除が不可欠で全体の約80%は表在性癌(早期)でした。ただし表在癌の約40-50%はその後に膀胱内の異なった場所(異所性)に再発することが多く、膀胱鏡による術後経過観察や再発予防などの細かな処置が必要です。次いで前立腺生検が2位ですが当院では1泊2日の麻酔下での生検を行っております。手術の必要な尿路結石は3位でESWL(体外衝撃波結石破砕術)もしくはホルミウムレーザーによるTUL(経尿道的結石破砕術)を行っています。いずれも尿路感染などの合併症に注意して在院日数の短縮を心掛けています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 【DPC対象外】小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む)手術:内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(2cm未満) 39 2.08 2.72 0 63.16
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 12.11 9.08 5.56 77.11
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 7.53 9.93 53.33 81.00
060335xx99x00x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11.00
150020xxxxx0xx 細菌性腸炎 手術・処置等2 なし 7.24
【解説】
  当科では大腸内視鏡による検査や、患者さんに苦痛の少ない大腸CTを使った造影検査も行っています。大腸ポリープのEMR(内視鏡的粘膜切除術)を週一回行っており、胆嚢結石のみの胆嚢炎は当院に入院の上治療を行いますが、外科的処置が必要な場合は転院いたします。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 27.26 12.84 13.04 76.00
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 14.47 17.95 13.33 80.13
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2 なし - - 10.01 - -
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし - - 14.77 - -
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 2あり - - 34.89 - -
【解説】
  内科では主に糖尿病、血液透析患者、腎疾患、内分泌疾患などの診療を担当しています。当院は附属のタカヤクリニックと合わせて約260名の血液透析患者さんの診療にあたっており、また毎年20~30名の新規導入があります。保存期腎不全の患者さんも多く、腎不全の悪化、血液透析の導入、透析患者の合併症による入院に多く対応しています。糖尿病患者さんも多く診療していますが、コントロール悪化の際の教育入院、インスリン療法の開始、再検討が必要な患者さんの入院治療を行っています。著明な低血糖や高血糖による意識障害を呈し、緊急対応が必要な患者さんの入院治療も行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 10 4.10 5.24 0.00 72.90
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.52 - -
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 16.54 - -
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 18.71 - -
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.12 - -
【解説】
  前庭機能障害の症例の多くが、良性発作性頭位めまい症と前庭神経炎で占められており、どちらもクリニカルパスによる治療が行なわれています。1週間のパスとしていますが、平均在院日数が約4日と短縮されており、適切な治療が行われている結果と考えられます。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 【DPC対象外】白内障、水晶体の疾患 手術:水晶体再建術<片眼> 169 1.92 2.91 0.00 74.80
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 7.72
020200xx9700xx 黄斑、後極変性 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 7.70 - -
020280xx99xxxx 角膜の障害 手術なし - - 14.89 - -
【解説】
  眼科手術の対象患者さんは地元の高齢者が多く糖尿病や心臓疾患の合併症を持つリスクの高い患者にも行っています。そのため、内科との連携を図り安全な手術を心掛けています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - 1 7
大腸癌 - - 1 7
乳癌 - - - - - -
肺癌 - - - - 1 7
肝癌 - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
【解説】
  当院では初発患者数と再発患者数は10症例未満となっています。再発例は末期のものが多く、保存的治療や緩和医療を当院のペインクリニック内科と相談しながら行っています。


◆病期(Stage)分類とは◆
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 23 12.39 50.96
中等症 105 20.65 84.40
重症 20 42.95 83.90
超重症 - - -
不明 - - -
【定義】
【解説】
  症例数では中等症の患者の割合が多く、重症度が重症になるほど平均在院日数は長くなり、平均年齢も高くなる傾向にあります。


◆A-DROPスコアとは◆
日本呼吸器学会の「成人市中肺炎診療ガイドライン」に掲載されている市中肺炎(院内感染でなく院外で発症した肺炎)の重症度分類です。 下記5つの各項目の頭文字から付けられた名称で、市中肺炎の治療方針の決定をする際に用いられます。 各項目で重症度を分類した後、それぞれの重症度に応じた治療を選択します。
5点満点で1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点とし下の表で重症度を分類する。
※一般的にショックがある場合は1項目のみの場合でも超重症に分類するというルールがあるがDPCでは適用されない。


スコア 各項目の該当数 重症度 治療方針
重症度0 上記のいずれにも該当しない場合 軽症 外来での治療が適応となる
重症度1 上記項目の内1つに該当する場合 中等度 外来または入院での治療が適応となる
重症度2 上記項目の内2つに該当する場合
重症度3 上記項目の内3つに該当する場合 重症 入院での治療が適応となる
重症度4 上記項目の内4つに該当する場合 超重症 ICU(集中治療室)での治療が適応となる
重症度5 上記項目全てに該当する場合
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 24 28.67 78.29 6.90
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
【定義】
【解説】
  本年度は、昨年より2例多い24例が入院加療されていました。重症の脳梗塞例も受け入れ、薬剤・リハビリテーションを中心にした治療を行なっています。平均在院日数は、昨年と同様の28-29日ですが、転院症例が少なく、多くの方が在宅に復帰されたり、施設に入所あるいは元の施設に戻られました。


◆ICD10とは◆
ICD(International Classification of Diseases)とはWHO(世界保健機関)が作成した国際疾病分類のことで、現在は第10版が最新となっておりICD10として知られています。ICD10はアルファベットと数字の組み合わせにより疾病分類を行い、統計や診療記録の管理を行う際に活用されます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
【定義】
※医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する診療科で集計しているため、手術を実施した診療科と一致するとは限りません。


◆Kコードとは◆
医科点数表に定められた手術術式のコードを指します。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K093-2 関節鏡下手根管開放手術 226 0.00 0.23 0.00 66.19
K0461 骨折観血的手術(大腿)<内固定を行なう> 等 23 3.87 47.26 4.35 85.22
K1882 神経剥離術 19 0.84 3.37 0.00 59.68
K0811 人工骨頭挿入術(股) 14 4.86 43.36 7.14 84.07
K028 腱鞘切開術(関節鏡下によるものを含む)(指) 等 14 0.00 1.00 0.00 67.00
【解説】
  平成28年度は総手術件数1,307件(内、上肢手術1,236件・下肢手術71件)を施行しました。当院では手外科・上肢手術を数多く行っています。特に日帰りや外来手術として行う、手根管症候群・ばね指に対する低侵襲手術がその大きな割合を占めています。井笠・備後地区だけでなく、岡山・倉敷地区を中心とした近隣医療機関、さらには遠方からの紹介を多数いただいております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合) 169 0.00 0.92 0.00 74.77
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) - - - - -
K252 角膜・強膜異物除去術<角膜> - - - - -
【解説】
  当科では金曜日午後が手術日となっています。白内障手術については1泊入院または日帰りで行っています。硝子体手術も緊急性の低い疾患に関しては当科にて行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術6.電解質溶液利用 30 1.80 5.87 0.00 79.67
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 26 1.31 3.23 0.00 61.81
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 17 1.82 12.12 11.76 76.88
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 等
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 等
【解説】
  初発あるいは再発性の膀胱悪性腫瘍手術が1位です。膀胱鏡による手術ですが癌の浸潤度(深さ)を明確にすることが肝要で当院ではTURBO(経尿道的腫瘍一塊切除術)を行っています。2位はTUL(経尿道的結石破砕術)ですがESWL(体外衝撃波結石破砕術)と比較して確実性が高く有用な術式です。3位のステント留置は尿路結石、尿路癌あるいは他科の悪性腫瘍による尿路閉塞に対し行います。重症患者の緊急処置の場合も多く、処置後は専門科へ転科/転院して頂きます。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 等 34 0.00 0.29 0.00 71.68
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) - - - - -
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) - - - - -
【解説】
  当科では冠動脈や末梢動脈、シャント血管に対してカテーテル治療やステント留置術を行なっております。最も症例数の多い手術は透析シャントの狭窄に対するシャント拡張術・血栓除去術となっています。また、開心術や大血管の手術、不整脈の手術等は、連携病院と相談しながら患者さんへ適切な医療を提供しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 40 0.03 1.08 0.00 63.63
K654 内視鏡的消化管止血術<胃> 等 - - - - -
K0022 デブリードマン(100cm2以上3000cm2未満) - - - - -
K664 皮胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術を含む)<内視鏡下> - - - - -
【解説】
  当科で症例数が最も多い手術は大腸ポリープのEMR(内視鏡的粘膜切除術)で平均年齢は63.6歳となっています。ポリープの大きさが10mmを超える患者さん、または合併症のある患者さんは近隣の病院に紹介となる場合もあります。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0021 デブリードマン(100cm2未満) 11 4.82 51.64 27.27 68.45
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(上腕)<局所的切除> 等 - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
【解説】
  当科では皮膚腫瘍の摘出術を中心に行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 15 0.61
異なる 10 0.41
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 45 1.83
異なる - -
【定義】
※全退院患者数は上記の全項目共通の集計条件に該当する患者2674名


【解説】
  医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、敗血症(DPC 180010)、播種性血管内凝固症候群(DPC 130100)、手術・術後の合併症(DPC 180040)、その他の真菌症(DPC 180035)について、入院契機病名(DPC6桁レベル)の同一性の有無を区別して患者数と発生率を示しています。上記の4つの傷病の内、当院の症例数が多いものとして敗血症と手術・処置等の合併症があります。
  敗血症とは感染病巣から血液中に病原体が入り全身に波及して全身性炎症反応を起こす重篤な病態を言い、集計期間中の全退院患者数に対する敗血症の発生率は1%となっています。
  手術・処置等の合併症の入院契機が同一となる症例の発生率は1.8%となっており、こちらに主に含まれる具体的な症例は透析シャントの狭窄です。これは血液透析を行う際の血管(シャント)が血栓などにより狭窄した状態で、当院では循環器内科でシャント血栓除去術を行っています。こちらは患者さんの入院契機が同一の症例のみとなっており、当院では平成28年度の入院中に行った手術や処置等による合併症が発生していないことが分かります。
更新履歴
2017.9.30
平成28年度の病院指標を掲載しました。