脳神経外科
診療内容
笠岡第一病院の脳神経外科は、笠岡地区にある脳神経外科を標榜する二つの病院の一つとして、地域の人々の脳神経疾患にかかわる診療に当たっています。
担当医師は、脳神経外科専門医、脳卒中専門医などの資格を持ち、脳卒中の急性期から脳神経疾患全般にわたり、幅広い分野の診療を行っています。また、80列のマルチスライスCTや3テスラーと1.5テスラ―のMRIを有し、より詳細な画像診断が可能となっています。
どんな病気をみるの?
手足のしびれ・痛み
手足の痛みやしびれの原因は脳、脊髄、末梢神経(手足を走る神経の異常)などどこの部位からの異常でも起こり得ます。神経症状を詳細に確認することで、どこに病変があるか診断できます。そしてMRIなどの画像検査も行います。①脳卒中や脳腫瘍などの脳病変②頚椎や腰椎の椎間板ヘルニアなどの脊髄病変③手足の末梢神経障害など包括的に神経全般を評価し、治療を行います。当院整形外科や川崎医科大学附属病院脳神経外科とも連携しています。
歩行障害
脳や脊髄などの異常が原因となっていることがあります。神経症状を確認し、さらにMRIなどを行い、原因を特定します。専門的治療や手術により、症状が改善する可能性があります。
頭痛
頭痛の原因はさまざまです。片頭痛や筋緊張性頭痛といわれる良性の頭痛が多いです。しかしながら、脳腫瘍、脳出血、くも膜下出血などの病気によっても頭痛はおこります。まず頭痛の原因となる異常がないかをMRIやCTなどでチェックします。異常があれば専門治療ができる連携病院へ紹介いたします。また良性頭痛であった場合は、薬物治療を行います。
めまい
めまいは、三半規管の障害からくることが多く耳鼻科での治療が必要である場合が多いです。しかし時に脳卒中や脳腫瘍などが原因となっていることもあります。MRIやCTなどを用いてチェックします。
病気ではありませんが・・・
脳ドックも行っています。笠岡市の節目ドックを利用される方が多いようです。全身の人間ドックと一緒にされる方もいらっしゃいますが、脳ドックのみの簡易脳ドックも可能です。