検査の説明
上記検診は単独・オプションでも受診いただけます
痛くない乳がん検診とは
女性の乳がんは30歳代から増加し、働き盛りに罹患する数が増えています。しかし乳がん検診には『痛い』をはじめとして以下のような点があり、受診を躊躇されている方も多いと思われます。
『痛くない乳がん検診』はMRIを使用する検査で、服を着たままうつぶせに寝た状態で検査ができ検査時間も15分程度です。日本人に多いといわれる乳腺が豊富な高濃度乳腺にも対応しています。
X線を使用するマンモグラフィ検査
- 痛い
- 恥ずかしい
- X線被ばくがある
痛くない乳がん検診


- マンモグラフィの様に挟み込まないので痛くない
- Tシャツなどを着たまま検査できる
- 放射線の被ばくがない

当センターでは女性技師が検査を担当しますので、安心して検査を受けていただくことができます。
お電話での予約・申し込みはこちら
TEL:0865-67-5111
上記の検診はMRI装置を使って行います。受検者の皆様の既往・手術歴等によっては検査を受けることができないことがあります。ご了承ください。
検査は隣接の笠岡第一病院の施設を利用します。健康管理センターで受付していただいた後、ご案内します。
全身MR検診とは
MRI装置の高性能化によって可能になった『全身のがんスクリーニング検査』です。
全身の検診では『PET-CT検診』がよく知られていますが、PET-CT検診に比べX線被ばくの心配がなく、費用も安く設定できます。
何がわかるのか
- PET-CTでは悪性腫瘍のエネルギー代謝(ブドウ糖代謝)に注目して悪性腫瘍を検索する
- MR検診では悪性腫瘍の細胞密度の高さに注目して悪性腫瘍を検索する
MR検診で発見可能ながん
- 大腸がん(死亡順位 2位)
- 乳がん(〃 7位)
- 悪性リンパ腫(〃 8位)
- 前立腺がん(〃 9位)
- その他
- 肺がん ( 〃 1位)
- 肝臓がん( 〃 5位)
- 尿路系のがん
MR検診の精度を高めるため
当センターのMR検診診では、全身検索の精度をより高めるため胸部の低線量CTを組み合わせて行っています。CT装置はX線被ばく低減のためのAI技術が搭載された最新の装置で、通常検査の約1/8程度の線量で撮影されています。
お電話での予約・申し込みはこちら
TEL:0865-67-5111
上記の検診はMRI装置を使って行います。受検者の皆様の既往・手術歴等によっては検査を受けることができないことがあります。ご了承ください。
検査は隣接の笠岡第一病院の施設を利用します。健康管理センターで受付していただいた後、ご案内します。
大腸CT検診を受けてみませんか
大腸がんはがん死亡原因が女性1位、男性3位となっています。一方で早期発見し早期治療することで治るとされています。
大腸CT検診とは
マルチスライスCTを利用した新しい大腸検査法です。当院では80列のマルチスライスCTを使用して検査を行います。大腸内視鏡検査のように内視鏡を挿入したり、バリウムをお尻から注入して検査をすることはなく、楽に短時間で検査を受けることができます。撮影した約1000枚の画像を画像処理して大腸の内部・外部を様々な方向から観察することができます。
また大腸内視鏡検査のように強力な下剤を内服する必要はなく、検査前3日間から少量の投薬でお腹に優しく前処置を行います。
検査の流れ
- 検査の3日前から指示に従って食事と服薬をしてください。腸の中をきれいにします。(32mlのバリウム製剤1本と3袋の粉薬服用を3日間)
- CTの台の上でお尻に細い管を入れ、炭酸ガスで大腸を膨らませます。
- 10秒程度呼吸を止めて撮影を数回行います。
- お腹の炭酸ガスは早期に吸収されるため、検査後の不快感はすぐ治まります。
こんな方におすすめ
- 腹痛、腹部不快感、出血、貧血、体重減少等が見られる方
- 大腸内視鏡に抵抗を感じている方、または過去に苦痛を感じたことがある方
- 大量の下剤の服用が苦手な方
注意
- 大腸CTでは6mm以上のポリープを標的にしています。
- 5mm以下の病変や高さのない病変の描出には劣ります。
- 細胞の検査やポリープ切除などの治療はできません。
- 何らかの異常が見つかった方は改めて大腸内視鏡を行う必要があります。
被ばくについて
- 大腸CT検査はX線を使用する検査です。最小限の被ばくがあります。
- 当院では最新の装置で、AI技術を用いた画像処理システムにより通常の約1/7程度の被ばくに抑えることができます。
健康診断のオプションとしてご希望の方
- 胃のバリウム検査との併用はできません。
- 一般計測、血液検査、超音波検査等の併用は可能です。
- 一部、他のオプション検査との併用が出来ない場合があります。予約時にご確認ください。
- 検診の進行状況で時間が前後することもありますのでご了承ください。
大腸CT検査について詳しく知りたい方は
笠岡第一病院 おうちで健康教室『負担の少ない新しい検診』をご覧ください。
負担の少ない新しい検診 -大腸・乳腺-
検査前の薬の服用方法については送付する資料をご覧ください。
ご予約方法
ご希望の方は当センターへお電話でお申し込みください。
お電話での予約・申し込みはこちら
TEL:0865-67-5111
検査前3日分の薬剤と説明用紙を郵送またはお渡しします。
検査は隣接の笠岡第一病院の施設を利用します。健康管理センターで受付していただいた後、ご案内します。
大腸がんは早期発見・早期治療をすれば治ります。また大腸CTで指摘困難とされる5mm以下の病変は成長速度が遅く、大腸がんに発育する危険性は低いと考えられています。高さのない病変は発見が困難とされるなど限界もありますが、重大な病変を簡単に検出できるということは大きな利点です。
心臓MR検診を受けてみませんか
突然死のなかで多いのが、狭心症や心筋梗塞と言った『虚血性心疾患』です。
心疾患は日本人の死亡原因の2位をしめており50歳代以降、年齢と共に増加します。
心臓MR検診とは
狭心症や心筋梗塞は、主に動脈硬化が原因で血管が細くなり、心臓の筋肉へ血液(酸素)が十分に行き渡らない状態です。
当院では2021年7月より、心臓検査に適したMRI装置を導入しました。心臓MR検査では心筋を栄養する冠動脈を撮影し(冠動脈MRA)、心臓の壁の動き(心臓シネ撮影)を評価して血管の状態や心臓の機能を調べることができます。その他にも様々な心筋の状態(線維化や浮腫)の測定も可能です。
早期に兆候を発見し、適切な治療を行うことで治癒が望めます。
心臓MR検診の長所
- 造影剤を使用するCT検査のように造影剤は使用しません。
- X線を使用しないため、放射線被ばくがありません。
検査の流れ
- 検査4時間前から絶食(飲水は1時間前まで可能)
- 通常のMRI検査と同様に検査の台に横になって行います。
- 検査は50分程度かかります。
こんな方におすすめ
- 高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満・喫煙等にあてはまる方
- 運動不足・日々のストレスが気になる方
- 家族に心臓疾患の既往のある方
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